リウマチ Tea room > 検査で学ぶ。お医者さんとのコミュニケーション Part 3.診察と検査の結果を踏まえて診断
監修
関節リウマチの初診の流れ
Part 1.医師による診察
Part 2.関節リウマチの検査
Part 3.診察と検査の結果を踏まえて診断
関節リウマチは、全身のさまざまな関節に痛みや腫れをもたらす病気です。朝、起きたときに関節を動かしにくい(こわばる)、手や足の関節が腫れている、このような状態があるようでしたら、早めに病院で先生に相談しましょう。症状が軽いうちに適切な治療を開始することが重要です。
医師は診察や検査から得た情報をもとに、総合的に判断して関節リウマチの診断をします。分からないことや心配ごとがあれば、遠慮せずに聞きましょう。
関節リウマチなのかどうか、早く知りたいです!
お気持ちはよくわかります。1回の受診で関節リウマチと診断されることもありますが、特に初期では症状がはっきりしないこともあり、1回で診断できないこともあります。関節リウマチかと思ったら、別の病気であるケースもあるので、慎重に判断していきます。
【リウマチ専門医からのメッセージ】
「関節リウマチは治らない病気」というイメージをお持ちかもしれません。 しかし、近年の治療法の進歩により、早期から適切な治療を行うことで、 症状がおこらないようにコントロールし、 今までと同じような生活を送れるようになることが期待されます。 関節リウマチは発病後、少しずつ悪化していきます。 日々の症状は良くなったり悪くなったりを繰り返しますので、 「たいしたことはない」「しばらく我慢すれば良くなる」と思わずに、 早めに医療機関を受診してください。