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理解していただくための情報を提供することを目的として作成しています。

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検査で学ぶ。お医者さんとのコミュニケーション
Part 3.診察と検査の結果を踏まえて診断

監修

杏林大学医学部 腎臓・リウマチ膠原病内科 准教授 岸本暢将 先生

関節リウマチの初診の流れ

Part 1.医師による診察
Part 2.関節リウマチの検査
Part 3.診察と検査の結果を踏まえて診断

関節リウマチは、全身のさまざまな関節に痛みや腫れをもたらす病気です。朝、起きたときに関節を動かしにくい(こわばる)、手や足の関節が腫れている、このような状態があるようでしたら、早めに病院で先生に相談しましょう。症状が軽いうちに適切な治療を開始することが重要です。

◆診察

医師は診察や検査から得た情報をもとに、総合的に判断して関節リウマチの診断をします。分からないことや心配ごとがあれば、遠慮せずに聞きましょう。

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関節リウマチなのかどうか、早く知りたいです!

お気持ちはよくわかります。1回の受診で関節リウマチと診断されることもありますが、特に初期では症状がはっきりしないこともあり、1回で診断できないこともあります。関節リウマチかと思ったら、別の病気であるケースもあるので、慎重に判断していきます。

【リウマチ専門医からのメッセージ】

「関節リウマチは治らない病気」というイメージをお持ちかもしれません。 しかし、近年の治療法の進歩により、早期から適切な治療を行うことで、 症状がおこらないようにコントロールし、 今までと同じような生活を送れるようになることが期待されます。 関節リウマチは発病後、少しずつ悪化していきます。 日々の症状は良くなったり悪くなったりを繰り返しますので、 「たいしたことはない」「しばらく我慢すれば良くなる」と思わずに、 早めに医療機関を受診してください。