ウォーキングは気軽にできる運動です。ウォーキングを始める前に歩きやすい服装かを確認しましょう。また、関節の痛みや違和感があれば、次回の受診時に主治医又は看護師に相談しましょう。
- ふらつくことがある
- 股関節
- 膝
- 足
- その他
監修横浜総合病院
聖隷横浜病院
リウマチ・膠原病センター長 山田秀裕 先生
リウマチケア看護師 小林恵 先生
運動の仕方
1ゆっくり肩を耳に
近づけるように上げます。
2ゆっくり肩を下ろします。
1小さく前にならえの構えから、 親指を立てて、 軽くこぶしをにぎります。
2手のひらが上に向く ように外側に回します。
3手のひらが下に向く ように内側に回します。
指を立てることが難しい場合は、手のひらを
裏表にかえすように行うとよいでしょう。
1手のひらを下に小さく前に 構えてから、手を下にたらします。
2手を上にそらせます。
1手のひらを正面に向けて、 大きく広げます。
2指を握ります。
手を正面に向けるのが難しい場合は、
下ろした状態で行ってください。
1手のひらを正面に向けて 大きく広げます。
2指の間を閉じます。
途中で休憩をとりながら行います。無理をしないことが大切です。
各運動をくり返す回数は、主治医又は看護師、作業療法士に相談しましょう。
1イスにしっかり腰をかけ、足を引き上げながら体に近づけます。
このとき両手を膝に添えます。
2ゆっくりと足を下ろします。
1イスに浅く腰をかけ、 足を少し前の位置におきます。
2つま先を上げて下ろします。
1イスに浅く腰をかけ、足を膝よりも 少し後ろの位置におきます。
2かかとを上げて下ろします。
運動終了後に、関節の痛みが残ってしまった場合には
翌日の運動量を減らす、お休みするなど体調に合わせて行いましょう。
気になることがあれば主治医又は看護師、作業療法士に相談しましょう。
ウォーキングは気軽にできる運動です。ウォーキングを始める前に歩きやすい服装かを確認しましょう。また、関節の痛みや違和感があれば、次回の受診時に主治医又は看護師に相談しましょう。
関節リウマチ患者と家族のための 生活を楽しむ知恵と技(植木幸孝監). p90-109.羊土社, 2018