イスの座り方・選び方    

監修横浜総合病院 リウマチケア看護師 小林恵 先生
聖隷横浜病院 リウマチ・膠原病センター長 山田秀裕 先生


イスの座り方・選び方

  • キッチンやお風呂場など、用途に合わせてイスを使い分けましょう。立ち仕事を減らすことで、体への負担が軽減します。
  • 立ちあがるときは、腕全体で支えるようにして立つことで、手首の関節の負担を軽減できます。
  • 座るときは、深く腰かけます。座面が低すぎると立ちあがりにくいので、座布団などで調整してください。背中を丸めず、背筋を伸ばして座ります。

用途に合わせたイスの選び方

キッチンなどで使う作業用のイスは、高さが調整できるものが便利です。

お風呂場では、滑り止めがついているシャワーチェアが便利です。浴槽の縁とイスの座面の高さを揃えると、移動がしやすいです。

イスの立ちあがり方、座り方

立ちあがるときは、手のひらではなく、腕で体を支えます。
足を少し引いて、お辞儀をするように前にかがみこみながら立ちあがります。

座るときは、背中を丸めず、背筋を伸ばします。

座面は、姿勢が不安定にならないように、お尻が沈み込まない程度の硬さを選びましょう。

イスは、両足を床につけた状態で、膝が90°前後になる高さがよいです。

イスに座っての作業がつらいと感じることはありませんか?

下の項目で当てはまることがあればチェックをして、次回の受診時に主治医又は看護師に相談しましょう。

  • イスに座りにくいと感じている
  • イスから立ち上がりにくいと感じている
  • イスに座り作業をしていると関節が痛くなることがある

関節リウマチ患者と家族のための 生活を楽しむ知恵と技(植木幸孝監).p26-31,p43-60,p77-80.羊土社, 2018