災害への備え 避難確認    

監修 神戸大学大学院 保健学研究科 医学研究科 整形外科 准教授 三浦 靖史 先生

災害時には警戒レベルを確認し、早めの避難を心がけましょう

避難のタイミングを知らせる避難勧告は、警戒レベル1、2は気象庁から発表され、警戒レベル3~5は市町村から発令されます。災害発生時には、携帯電話の緊急速報、防災無線、各市町村のホームページなどを確認し、警戒レベルに注意しましょう。
また、当日の体調や、地震や洪水などの災害によっては、避難所に行くまでに通常よりも時間がかかることがあります。あらかじめ避難するタイミングを決めておき、早めの避難を心がけてください。また、関節リウマチの症状により自分で避難することが難しい場合には、各自治体に相談し、避難経路や避難支援の有無などを確認しておきましょう。

警戒レベルと避難のタイミング

自らの判断で、自主的に避難行動をとることを心がけましょう

警戒レベルと必要な避難行動

※ 各種の情報は、警戒レベル1~ 5の順番で発表されるとは限りません。状況が急変することもあります。

自分で避難することが困難な関節リウマチ患者さんは、各自治体で対応している避難支援を活用してください。個々に適した避難準備の策定や、災害に応じた避難支援を行ってくれます。

内閣府:避難勧告等に関するガイドライン(2019年3月改訂): http://www.bousai.go.jp/oukyu/hinankankoku/h30_hinankankoku_guideline/index.html