監修東京医科歯科大学 膠原病・リウマチ内科学 教授 保田 晋助 先生
関節リウマチは、免疫の異常によって起きる病気です。免疫は本来、細菌やウイルスなどの病原体から自分の身体を守るための機能を持っています。関節リウマチでは、免疫が自分の身体、特に関節を誤って攻撃することによって、関節の炎症(痛みや腫れ)を引き起こし、関節がこわれていくと考えられています1)。
もともとの体質と何らかのきっかけが重なって、関節リウマチの免疫の異常が起きると推測されています。そのようなきっかけとしては、感染症、けが、ストレス、喫煙などが挙げられます2,3)。
参考文献