関節リウマチはどうして起きるの?

監修理化学研究所 生命医科学研究センター 副センター長 東京大学 名誉教授 山本 一彦 先生

関節リウマチは、免疫の異常によって起きる病気です。免疫は本来、細菌やウイルスなどの病原体から自分の身体を守るための機能を持っています。関節リウマチでは、免疫が自分の身体、特に関節を誤って攻撃することによって、関節の炎症(痛みや腫れ)を引き起こし、関節がこわれていくと考えられています1)
もともとの体質と何らかのきっかけが重なって、関節リウマチの免疫の異常が起きると推測されています。そのようなきっかけとしては、感染症、けが、激しいストレス、喫煙などが挙げられます2,3)

参考文献

  • 1) 松田剛正他: 関節リウマチのトータルマネジメント.(公財)日本リウマチ財団 監, p20-96, p102-126, 医歯薬出版, 2011
  • 2) 財団法人日本リウマチ財団教育研修委員会 編: リウマチ基本テキスト第2版. p225-236, 財団法人日本リウマチ財団教育研修委員会, 2005
  • 3) 公益財団法人日本リウマチ財団教育研修委員会、一般社団法人日本リウマチ学会生涯教育委員会 編: リウマチ病学テキスト 改訂第2版. p13-26, p88-126, p522-526, 診断と治療社, 2016