関節リウマチとは
よくあるご質問

そんなことはありません。

現在わが国では、この病気の患者さんが70〜100万人いると推定されています。発病しやすいのは30歳代〜50歳代ですが、10歳代や20歳代でも発病される方も珍しくはありません。

また、この病気は女性に多いと思われがちですが、患者さんの3分の1から5分の1程度は男性であることが知られています。

この病気が体質と強く関連していることは事実ですが、遺伝が直接の原因ではありません。

このため、親から子へ、あるいは孫へ遺伝することは少ないと考えられています。実際に一卵性双生児の方で、双方がともに関節リウマチになる確率は約25%でしかありません。つまり、残りの75%は遺伝以外の要因が関与しています。

関節リウマチの患者さんでは、関節の痛みなどのほかにも、全身のだるさや貧血などが起きて、疲れやすい、といった症状が起きてきます。また、関節リウマチでは、肺、心臓、腎臓などに合併症を引き起こしやすいことも知られています。

関節リウマチに血管炎を伴った病気を悪性関節リウマチといいます。
多発性関節痛、発熱、紫斑、筋痛や筋力低下、末梢神経炎、間質性肺炎、消化管出血その他多くの症状が出現します。
なお、悪性関節リウマチは厚生労働省の難病特定疾患に認定されており、治療の一部は公費負担となっています。

関節リウマチは関節の病気であると同時に全身性の病気でもあります。
このため受診のさいに「内科かな?いや整形外科のほうかな……」と、とかく迷われがちです。
どちらにせよ、きちんと治療計画を立てられるリウマチ専門医を選ぶことがとても大切です。リウマチ専門医のいる病院は、日本リウマチ学会のホームページなどで調べることができます。